興行収入の記録を更新しまくっている劇場版 鬼滅の刃 無限列車編。
子どもにも大人気の作品なので映画館に連れて行ってほしいと頼まれる親も多いのではないでしょうか?
私も公開初日に5歳の年長さんの娘と映画館へ行ってきました!!
しかし、映画 鬼滅の刃 無限列車編はPG-15の年齢制限があります。
内容に少し注意が必要なので母親目線でお伝えします!
※作品は最高に最高でした※
※あくまで親目線の話です※
映画 鬼滅の刃は年齢制限あり

映画 鬼滅の刃の年齢制限はPG-15
今回公開された映画 鬼滅の刃 無限列車編には、PG-12という年齢制限があります。
鑑賞不可のR指定とは違い、鑑賞は可能なのがPG指定。
では何なのかというと、「保護者の助言や指導が必要」な作品になります。
つまりPG-12は12歳未満の子どもに鑑賞させる場合は残虐なシーンなどのショックな内容への精神的なケアやマネしないように注意し教えてあげないといけないわけです。
グロくて残虐?母親目線の感想

娘は5歳、年長さん。
鬼滅の刃のアニメは視聴済み。
私は原作最終回まで読み終わったうえで一緒に映画館へ行きました。
我が家では特にアニメの制限などしていないので、グロメイン作品以外なら観せちゃいます。
その上で世間一般的な母親目線で、子供に不向きなのかどうか感想をお伝えします。
精神的ダメージは強い
子供も鬼滅の刃のアニメは全話みたから大丈夫!
と思うのは少し危険かも。
今回映画化された無限列車編は、鬼滅の刃の中でも精神的に辛い内容だと個人的に思っています。
私は漫画を読んだうえで娘も平気だろうと思い一緒に観に行ったのですが、声優さんの迫真の演技や映像美によって想像以上に精神的にくるものがあり上映中に何度も娘の様子を伺いました。
例えばこんな作品を子供に見せられる?
ネタバレになるので注意してください
例えばプリキュアや仮面ライダー。
相打ちギリギリで勝った!と思って喜んでいたら他の強敵が現れる。
主人公たちはもうボロボロで戦えないので、最強の味方が戦ってくれる。
ここまでは良くある話。
死にます。最強の味方。相打ちでもなく敵は逃走します。
めちゃめちゃ泣く主人公たち。ここで映画は終了です。
子ども向けアニメでこんなシーンが流れたら絶句しますよね(笑)
もしもこんなシーンがあっても普通ならせめて、前を向いて生きよう的な明るい流れがあるでしょう。
更に追い打ちをかけるのはこれはアニメではなく映画なので来週になっても切り替えられない。
この鬱状態が忘れるまで続きます(笑)
具体的にはどんなシーンがあるの?
ネタバレになるので注意してください
子供の性格や親御さんによっては内容が子供向けではないと判断するであろうシーンが多々あります。
今回は映画オリジナルのストーリーではなく、アニメ最終話の続きとなるので序盤からシリアスなモードに入ります。
①ホラーっぽい不気味な表現
バイオハザードの洋館みたいな気持ち悪い雰囲気。
鬼の見た目も今までの鬼滅の刃に出てきた人型の鬼ではなくてホラー映画みたいで怖い。
また、電車が肉壁に覆われ沢山の触手が出てくるなどの気持ち悪さもあります。
②血の表現が多め
バトルシーンもそうですが、炭次郎の家族が殺されたシーンなど画面が大きい事もありますがアニメ版より血が多い気がしました。
③自害シーン
炭次郎が自分の首を切って自害するシーンが何度もあります。
直接的な描写はないものの首に刀をあてるシーンと血が飛び散るシーンがあり、想像力がある子なら分かる表現だと思います。
声優さんも上手すぎるので私は痛そう&胸が苦しくなり手を握り締めてました(笑)
④厭夢のサイコパスな思考
説明口調でサイコパスな歪んだ思考を子どもにも分かりやすく教えてくれます。
⑤死亡シーンが多い
アニメでスルー出来るようなモブキャラの死ではなく主要メンバーである煉獄さんの死はもちろん、炭次郎も瀕死状態だし炭次郎の家族が死んでいるシーンも長くある。
しかも炭次郎に対して家族がお前も死ねばいい的な暴言を吐くシーンもあります。
➅救いがない
アニメだと鬼滅の刃に限らずですが絶望→希望の終わり方が多い。
例えば一話なんて絶望の塊ですが鱗滝さんみたいな頼れる存在が現れる。
最終戦別も仲間が死にまくるけど生きて帰れたよと喜んで終わる。
那田蜘蛛山編はなかなか重い話でひどい鬼が出ますが、最終的には同情できるエピソードがあったり柱の登場で明るい雰囲気で終わる。
しかし今回はそういうシーンはないです。
亡くなった煉獄さんの名前を繰り返し泣きながら呼ぶ炭次郎の悲痛な声を聞きながらエンドロールです。
作品も観客も絶望のまま終わります。
家と映画館は別物
映画館は家より何倍も集中力が上がるので影響力も上がると思います。
大きな画面、大きな音。
更に喋ったらダメだと理解しているので怖くても黙ってストレスになるかも。
家だと嫌だな、怖いなと思ったら他の事をしたり喋ったりして気を紛らわせることができるけど映画館は無理。
怖かったら手を繋いでねとか最初から逃げ道を作ってあげるのもオススメ。
娘が泣いていたシーン
こちらもネタバレになりますが、何度か娘が泣いていました。
最初は夢と気付いた炭次郎がずっとここにいたいと泣きながら家族と別れるシーン。
やはり家族と離れる事は子どもにとって辛いようです。
次が煉獄さんのお母さんの回想シーン。
戦闘中に少し泣き止むも、炭次郎と一緒に最後まで号泣です。
まぁ娘というより私もですが←
感動の涙ともとれますが、よかったねという感動ではなく悲しい涙なのでこれが良いのか悪いのかは親御さん次第かと思います。。
まずは親が原作をチェックして
アニメ一期は比較的衝撃的なシーンが少ない話が多いと私は思っています。
ちょっと刺激が強いのは那田蜘蛛山編と鬼舞辻無惨のパワハラシーンくらいでしょうか?
しかし、今回映画化された無限列車編はこれらより子どもには刺激が強いかもと私は思っております。
平気な子はもちろん全然大丈夫でしょうが、耐性は人それぞれ。
トラウマになる子も0ではないと思うので人気だから、好きだからと鑑賞させる前にまずは親御さんが原作を読んで判断してみてください。
映画化されているのは漫画の54話~69話!
7巻と8巻を読めばOKです!
年齢制限はあるけど作品自体は最高!!!
批判が多いと感じる方もいそうな記事になってしまいましたが、あくまで親目線で子どもへの影響についての記事になります。
最初にも記載しましたが、作品自体は最高すぎてまた観に行きたいと思っております!!!
U-NEXTなら初回31日間無料で鬼滅の刃のアニメも漫画も読めるので是非復習してから鑑賞してください!!!
